【Substance Painter】初心者向け ベイク時に気を付けること

Substance Painterでベイクしてみたけど何だか変、もしくは汚い…という場面、ありませんか?
この記事では、ベイク時に気を付けるべき基本的なルールをまとめていきます。

Mayaで作成した机のローモデルとハイモデル

Mayaで机のローモデルとハイモデルを作成したので、
さっそくSubstance Painterでベイクしてみようと思います!

ハードエッジ部分はUVを切り離す

ベイク後、机の端に変な線が出てしまった図

ベイクした結果、机の端に変な線が出てしまいました。
こんなときは…

UVをすべて切り離す図

MayaでローモデルのUVエディタを開き、該当箇所のUVを切り離してから
再度ベイクを試みます。

ベイク成功した図

変な線が出なくなりました!
このように、ハードエッジ部分にノーマルマップのベイクをする際は
UVを切り離しておくとよいです。

パーツが重なる部分はオブジェクトを分ける

ベイク後、メッシュの隣接部分に変な出っ張りが出ている図

机の引き出しと脚が隣接する部分に変な出っ張りがでてしまいました。
この現象はメッシュが重なる or 隣接するものをベイクするときに
よく出てしまいがちなのですが、対処法があります!

Mayaのアウトライナでハイモデルとローモデルを整理した図

Mayaでローモデルとハイモデルのオブジェクト名を揃える & 末尾にそれぞれ『_low』『_high』をつけます。

Substance Painterのベイク設定の図

ベイクする際、メッシュマップ設定 > ハイ / ローメッシュのマッチング の設定を
メッシュ名ごとにしてからベイクを開始します!

ベイク成功の図

変な出っ張りがでなくなりました!
複数のパーツで出来ているモデルにベイクを行う際は、オブジェクトを分けて制作するとよさそうです。

UVを重ねて配置しない

ベイク後、全体的におかしくなっている図

ベイクしたら全体的に変な模様が出てしまいました!
こんなとき考えられるのは…

UVが重なっている図

UVを重ねてベイクしたためにこのような現象が起こっています。
UVが重なったままベイクを行うと、ベイク結果も重なってしまうためです。
Substance Painterでベイクをする際は基本的にUVを重ねず配置すると失敗しないです!

今回の記事は以上となります。
解決方法は見つかりましたでしょうか…!
今後もつまづきがちなポイントを発見し次第、都度まとめていきたいと思います。

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