レースゲームなどでベースとなる地形を作成した後、レベル調整のために追加で地形を足したいケースはよくあると思います。
例えば下記のように、既存の地形に対して一部を盛り上げたりする場合です。

このようなケースでは、メッシュ同士を繋ぐことで見た目はきれいに馴染ませることができます。ただし、
・繋げる作業に手間がかかる
・後から調整しづらい
といった点があり、柔軟性が大きく下がってしまうのが難点です。
そこでおすすめなのが、アトリビュート転送(Transfer Attributes)を使って法線を合わせる方法です。まず、ベースとなる地形を選択し、その後に追加した地形を選択します。

メッシュ → アトリビュートの転送
頂点法線 を オン

ベース地形の法線情報を追加した地形に転送します。

これでベース地形と追加した地形の法線が全く同じになりました。あとは、追加した地形の形状に合わせたシェーディングは欲しいので、
ベース地形に設置していない部分の頂点を選択して、

メッシュ表示 → 法線のロックを解除

接地部分は馴染みつつ、形状も認識出来るようになりました。
この方法であれば、メッシュを繋がなくても見た目上は自然に馴染ませることができます。メリットとして、
・メッシュを結合する必要がない
・後から自由に位置調整ができる
・修正や試行錯誤がしやすい
といった点にあり、特に「非破壊で調整できる」のが大きな強みです。法線の転送による馴染ませは、さまざまな場面で応用が利くため、覚えておくと非常に便利な手法です。


