こんにちは!
今回はMayaで確実にモデリングが早くなる、メッシュ選択のコツをお教えします。
これで何も考えずにひたすらクリックする作業からは解放されましょう!
Ctrlキーの機能を知る
選択モードの時にCtrl+右クリックを押すとこんなメニューが表示されます。
これらは選択している対象をそれぞれの選択肢に変換することができます。
この選択肢のうち、普段使いの良いものを紹介していきます。

頂点からフェースに
頂点を選択した状態でフェースにすると、選択した頂点を持つすべてのフェースが選択されます。

円の中心点なんかは非常に選択しやすいです。

また、複数の頂点を選択しても機能するので、以下のようなフェースを選択したい場合にも有効です。

エッジからフェースに
選択したエッジを持つフェースだけ選択します。
選択したエッジの頂点だけに接しているフェースは選択されません。

以下のようなフェースを選択したい場合、エッジループ選択(ダブルクリック)を二回、フェースに変換の3工程ですべて選択できます。

選択範囲の拡大、縮小
Ctrlキーにありますが、これはShift+> (<)で覚えている方も多いのではないでしょうか。
UVエディタから選択
複雑なモデルではUVエディタから選択する方が早い場合もいくつかあります。
以下のモデルのフェースを選択してみます。

UVを平面投影してみると…
このように展開されます。あとは選択するだけ。
FrontViewなどの正投影Viewでも同じようなことができますが、
UVエディタでは選択したフェース範囲だけ展開できる点(今回は全展開でしたが)、
サイズ、比率問わずUVの1:1の範囲で納めてくれるところが使い勝手がいいですね。
まとめ
ご紹介した方法は、組み合わせることでもっと効率的に選択することができます。
目的のモデル形状に合わせて、どうやったら効率的に選択できるか考えながら作業してみると
手が早い人になれると思います!
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