Quixel BridgeはMegascansをUnreal Engineで使うためのツールです。
Unreal Engineを使っているならだれでも無料で使うことができます。
DCCツールでMegascansを使う場合には別にサブスクリプション契約を結ばないといけないので注意しましょう。
詳しくは↓
https://www.unrealengine.com/ja/bridge
Quixel Bridgeを起動しよう
Quixel Bridgeはデフォルトでオンになっていますがもし出てこない場合は
編集>プラグイン から検索バーにbridgeと入れてチェックマークを入れて再起動しプラグインを入れます。
コンテンツの作成>Quixel Bridgeもしくはコンテンツブラウザ上で右クリック>Add Quixel Contentで起動します。
Megascansを使うにはサインインが必要になるので入力を求められたらアカウントを入れておきましょう。
ブレンドマテリアルの作り方
bridgeを眺めているとたくさんのマテリアルがあります。
ここでは地面に使えそうなマテリアルで好きなものを3つほどダウンロードしておきましょう
ダウンロード時に好きなサイズを選んで(ここではHigh Qualityを選択)
Downloadボタンをぽちっと押す ダウンロードが完了したらAddボタンをおしてこのプロジェクトに加えます。
使いたいテクスチャを3つ用意しておきます。
この時自作のテクスチャやよそでダウンロードしてきたものを使っても大丈夫です。
Quixel Bridgeのタブに戻り↑の画像にある赤枠のアイコンを押します
するとこのようなタブが出てくるのでマテリアルブレンドの作成というボタンを押して作成しましょう
マテリアル名や宛先パスは用途に応じて変更してOKです。
ブレンドマテリアルができていると思いますのでダブルクリックしてタブを開きましょう。
画像の通りにチェックをつけましょう
Use Puddle Layerは水たまりをつくるためのチェックです。
それ以外のチェックはテクスチャの色味や明るさをこのマテリアルでいじることができるようになります。
Base Layerはそのままで大丈夫です。
Middle Layerには2番目に来てほしいテクスチャを
Top Layerには1番上に来てほしいテクスチャをドラッグアンドドロップで差し替えましょう。
このようにグレーアウトしている項目はチェックマークを付けることで編集できるようになります。
実際に塗ってみよう
次は地面のメッシュを用意します。
DCCツールで用意してもよいですが今回はUE5についているモデリングモードを使用します。
選択モードからモデリングモードに切り替え左のBoxを押した状態で
Width 1000
Depth 1000
Width SubdivisionとDepth Subdivisionを100にしてビューポート上に配置します。
ここで大事なのは頂点ペイントを使用するためSubdivisionの値を小さすぎない値にしておきましょう。
配置できたらメッシュペイントモードに切り替えましょう。先ほど作ったブレンドマテリアルをドラッグアンドドロップで入れます。
塗りたいメッシュを選択した状態でメッシュペイントモードのペイントに切り替えます。
ブラシのSizeで大きさをStrengthで強さを変えることができます。
カラーペイントの項目を見てください
カラーペイントのRedにチェックを入れて塗るとMiddle Layerに入れたテクスチャを塗ることができます。
GreenだとTop LayerのテクスチャをBlueだと水たまりのテクスチャを塗ることができます。
Bridgeからブレンドマテリアルを作るおすすめのポイントはこの水たまりレイヤーが自分でノードを繋がなくてもワンクリックで作れるところです。 みなさんも高クォリティの地面を作って遊んでみてください!それでは