【Houdini】Wrangleを学ぶ①

背景モデラーがHoudiniを扱う際にぶつかる壁の一つであるWrangleについて、複数回に分けてどんなことができるのかを紹介できればと思います。プログラミングのお作法については至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願い致します。

今記事の目的:Wrangleを触ってみる

Attribute Wrangleを使って位置(@P)と色(@Cd)を調整します。

基本セットアップ

  1. Geometryノードを作成
  2. Gridノードを作成(Size 2×2 Rows/Columns : 20くらい)
  3. attribute Wrangleを接続

Wrangleで動かす

@P.y += 0.5;

+= 0.5 は「0.5上に動かす」

色をつける

@Cd = set(1,0,0);

set(R,G,B)でRGB値を指定します。

位置を色に変換してみる

@Cd = set(@P.x, @P.y, @P.z);

x軸が赤、Y軸が緑、Z軸が青のグラデーションになります。

数式で高さに変化を加えてみる

@P.y = sin(@P.x * 3.0);

@Cd = set(abs(sin(@P.x * 3.0)), 0.3,1.0);

sin()関数で波打つ形状ができたと思います。実際に数値として反映されているかどうかについては、Geometry Spreadsheetで確認することができます。

次回について

ここまで読んでいただきありがとうございます。次回は形状や色を「部分的に変える」「ランダムに変える」方法について記載する予定です。

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