Substance Painterのフィルタ:Blur Slopeのパラメーターについての記事になります。ロゴや文字などペイントされているデータを作成したい時に重宝します。

木の板にロゴをそのまま貼った状態だとロゴが真新しいので違和感があります。経年劣化してる感じを出すためロゴを削ります。

ロゴなどを削る表現でよく使用するのが、フィルタの Blur Slope です。初期設定で、 Intensity を少し調整するだけでもそれっぽくなります。ただ良く見ると違和感があります。ベース素材のアウトラインよりも大きくはみ出してフィルタの効果がかかっています。これだと削る表現ではなく滲んだ表現になってしまっています。

Blur Slope の、Blending Mode を Blur から Min に変更します。

アウトラインをはみ出さずに削ってくれます。※Intensityを強くし過ぎるとアウトラインをはみ出していきます。

後は、傷などの要素を足したり引いたりすれば経年劣化が表現出来ると思います。
Blur Slope → Blending Mode → Min はペイントされているアセットを作成する際に、重宝するので覚えておいて損はないと思います!