【Substance Painter】Height Map(ハイトマップ)作成①

Substance Painterで Height Map(ハイトマップ)を作成する方法です。鉄部分に上下の重なり表現を作成します。
モデルで作成した方がリッチですが、Substance Painterでも表現可能なので、場合によっては重宝します。

プロシージャルを使用してHeight Map作成

塗りつぶしレイヤー → 黒のマスクを追加 → grayscale → Polygon 1
レイヤー名を分かりやすいように iron_overlap としておきます。
(Substance Painterの場合、レイヤー名は毎回迷います)

Substance Painter Height Map grayscale      Polygon 1


角数を増やして円にします。
Sides  → 32

Substance Painter grayscale Polygon 1 Sides 32


UVラップ → 繰り返す → なし
サイズを小さくして移動します。

Substance Painter Height Map


塗りつぶしを追加 → UVラップ → 繰り返す → なし
グレースケール → 1

Substance Painter Height Map


塗りつぶしレイヤー → 黒のマスクを追加 → grayscale → Gradient Linear 1
サイズを小さくして移動します。

Substance Painter Height Map Gradient Linear


Polygon 1 の場所を上に移動して レイヤーモード → Screen に変更します。

Substance Painter Height Map Screen


レイヤー:Polygon 1を複製して下の3つも同じように対応します。
※多少位置にズレがある方が、自然な仕上がりになります。

Height を反映

レイヤー:iron_overlapに戻って、
マテリアルの、color metal rough nrm をクリックしてoffにします。
Height のパラメーターをブラス方向に調整します。


いい感じです。
ただ、エッジのジャギーが目立つ + 厚みを増やしたい のでぼかしを入れます。


iron_overlapの中に戻り、フィルターを追加 → Blur でパラメーターを調整してぼかします。(Blur偉大です)
実際に厚みがあるわけではないので、やり過ぎると違和感になります。
Height のパラメーターも含めて 違和感ない値に調整します。


いい感じになってきましたが、
ハイライト至上主義のぼくとしては、厚みをつけたエッジ部分にハイライトがないのが気になってしょうがないです。
次回はお手軽にハイライトを入れる方法を書こうと思います!

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