戦国時代の最も素晴らしい奥さんを持った武将というと山内一豊。
どうも、クリーク・アンド・リバー社 COYOTE CG STUDIO テクニカルチーム 戦国大好き人間の中林です。
過去ブログ「MEL スクリプトエディタに表示されないコマンドを知る方法:中級編)」を書いた後、他メンバーからもっと簡単にコマンドを知る方法を教わったので紹介します。情報提供ありがとうございます。
本当に便利で最近はMELのコマンドを調べる流れが変わりました。
方法はホットキーエディタを立ち上げるだけ
僕は恥ずかしながらホットキーエディタはいわゆるショートカットキーを設定する程度の認識でした。しかも、Maya2012あたりからあまり使ったことがありませんでした。
それで試しに立ち上げて見てみると……
右上の『ランタイム コマンド エディタ➀』というタブがあります
このタブを選択して開いた状態で『ホットキーの編集➁』でメニューを選択してから処理内容を選択すると、右側にコマンドが表示されます。
この内容は「defaultRunTimeCommands.mel」に書かれた内容と一致します。
これなら毎回このファイルを探してそこから命令を検索する手間とかが無くなります。
さらに左下の『検索方法➂』でホットキーを選択して、キーを押すとそのキーに登録された処理がShiftやCtrlなどを押した状態の一覧が表示されます。
そこからさらに選択すると右側にコマンドの内容が表示されます。
こちらは普段、何気なく押してる6キーのシェーダーとテクスチャを表示する処理ですがいろいろとやっていますね。
これは是非とも、この画像ではなく自身のMayaでホットキーエディタを立ち上げてみて欲しいです。
時間泥棒にご用心
ちなみに、このツールの最大の罠は今まで気になっていたコマンドが簡単に見つかるので、あれもこれもとキーを押して処理を確認し続けるという時間泥棒に出会うことです。
僕自身、このブログを書いている間に色んな処理を確認していて、書いている時間の数倍をコマンドの検索に費やしてます。
今回のブログが短いのはお察しください。あ、いや、元から追加情報なので短い予定でしたが。