好きなアクションスターはリー・リンチェイ!
どうも、クリーク・アンド・リバー社 COYOTE 3DCG STUDIO モーションチームの濱川です。
今回はCOYOTE STUDIO モーションチームの紹介をしたいのですが…
普段のお仕事をブログにのっけるのはどうあがいたって不可能!
なので、一部チームメンバーには業務の合間をぬって『スポーツ』をテーマにアクションを作ってもらいました。
■なぜスポーツなのか
今回、スポーツを題材にしたのは『秋だから』というのもありますが、アクション制作に応用が利きやすいという理由もあります。
例えば、野球のピッチングが作れる=アレンジして片手剣の縦斬りが作れる…といった感じですね。
https://youtu.be/POjhIjkHN-w
■それではいってみよう
まずは一人目!
早速見ていきましょう!
https://youtu.be/95m4T61u4vY
トランポリン!
単純な動きですが、浮遊感を出すには意外とセンスが求められます。
『浮遊感』や『重量感』は人体アクションだけでなく、セカンダリーアニメーション(マントやスカートなど、いわゆる『揺れもの』)に対しても超重要なファクターとなってくるので、応用範囲は限りなく広いですね。
続いて二人目!
https://youtu.be/CPKiUQqdxdM
やりすぎでは!?
決して多くない時間の中で『ロンダート→伸身後方宙返り2回半ひねり→伸身前方宙返り半ひねり』のコンビネーション作るのは無謀すぎでは!?
ともあれ…
こういった複雑な動きというものは一度実際に作ってみることでグッと理解が深まりますね。
ここまでくると応用というよりは直接転用可能なんじゃないでしょうか。
今回は作業時間の都合で未完成状態で掲載させていただきましたが、完成品見てみたいなあ…
さてさて三人目!
https://youtu.be/GDjbpAaHkN8
前の二人は動画など『身体の外』からのリファレンスで作っていたのに対して、こちらは自身の感覚からイメージを膨らませた『身体の内』からのリファレンスですね。
手首の返し方などは、実際に自分で動けないと作れない味わいがあります。
■さいごに
2D、3D問わず、アニメーションというものは運動神経が無い人でも作ることは可能です。
ですが、『自分で動ける』という事は思っているよりも大きな恩恵があると思うのです。
最初に挙げたように、実際の運動を感覚で理解できていれば似たような動きにも応用が可能で、重心の取り方や体重移動、緩急の付け方にも『+αの味付け』ができるようになります。
また、自分で動けるようになってくると他人の動きを観察する時の理解力も深まり、参考用の動画などから得られる情報量も格段にアップするのです。
もちろん、個人の好みや向き/不向きなどもありますので一概には括れませんが、皆様も気が向きましたら軽く体を動かしてみるのはいかがでしょうか?
自分のペースで気軽に楽しく運動しましょう!ムリはダメ!絶対!!