もともとゲームが大好きで主にサッカー系のゲームにハマっていました。なので、こういった業界に興味があったんです。
それでこの業界だったら、自分の好きなゲーム業界でさらにサッカーのゲームに携われたら「現地調査という名目でサッカー観戦ができるんじゃないか…」なんて考えていました。でも、そういった本当の現地調査などはちゃんとした別の方々がいるので、結局仕事でサッカー観戦にいけたことは一度もありません(笑)
私は2015年7月頃に入社しました。当時はまだ今の半分くらいの人数しかいなかったような気がしますが、今では120人近くになっているので、大所帯になったなぁと感じます。
前職の時にC&R社のスタジオから出向として来ている社員の人と同じプロジェクトになり、その人にスタジオに誘われたのがきっかけです。
その後、スタジオに入るか他の会社に転職するか迷っている時に、当時の担当エージェントにスタジオ見学に誘われて、いろいろな話を聞いて入社を決断しました。
純粋に面白い会社だと思いました。私が入社した当時は、1つのフロアに200名くらいのクリエイターが作業をしていて、すぐ隣の部屋に営業のスタッフがいるという環境でした。
そのため、毎日営業スタッフがスタジオの中を動き回ってクリエイターとコミュニケーションとっているような状況だったんです。
ここに入社するまでにも、いろいろなプロジェクトで他の会社を見てきましたが、クリエイターと営業の人が常に連携しているスタジオを見たことがなかったですし、クリエイターは皆私服で、その輪の中にスーツを着た営業スタッフが混じっている感じがすごく新鮮に思えたんです。「今までと違ってなんか面白そうだな」と感じましたね。
今は背景チームのリーダーとして、各プロジェクトの進捗をチェックしながら、チームやスタジオ全体をどのように運営していくかの舵(かじ)取りをしています。一緒にやっているスタッフは大体25名くらいでしょうか。
プロジェクトが3~4つほどプロジェクトが並行しているので、マネジメントだけではなく私自身もプロジェクトの責任者を兼任したり、プロジェクトの状況によっては私自身も手を動かすデザイナー業務に加わったりすることもあります。
前職からマネジメント業務には関わっていましたが、ここまでの人数を率いたのはC&R社に入社してからなので、やっぱりいろいろありましたね。当然ながら、人数も多いので自分の思い通りにいかないことばかりで…
常にコミュニケーションや認識の擦り合わせを行いながら業務にあたることはもちろんですが、それでも意見のすれ違いはでてきます。そうした時に、こちらに従わせるのではなくて、相手をリスペクトする気持ちというか「そのやり方でチャレンジしてみよう」と任せることも大事だなと感じています。
常に「考える習慣」は身に付いたと思います。
プロジェクトに対して「どのようなアサインをすればスタッフは成長し、クライアントが喜んでくれるか」というのを常に考えていますし、どういった組織を作れば、それを高いレベルで実現できるのか。最も美しい形を考えるとキリがないので終わりはないですね。
C&R社に入る前は、こんなことを日々考えるようになるとは思わなかったです(笑)
少し大雑把な回答かもしれませんが、多分どこでも生きていけると思います(笑)
「問題点や改善点を見つけて主体性を持って行動する」ことが身につくので、仮に他の業界にいっても、活躍できる人材になれると思います。
それに、これは会社のミッションでもありますが、この会社だけでキャリアを終わらせる必要はないと思っていますし、実際にキャリアを考えた時に別の会社へチャレンジしていくスタッフも多数います。将来を見据えて逆算して行動していくためにも「考える習慣」は必要かなと思います。
やっぱり入社してすぐに中国に出張したことですね。
中国にある会社との共同プロジェクトがあって、どうしてもオンラインだけのやりとりではうまくいかない部分がありました。それで「直接話した方が早い」となって入社後間もない私が単身で中国へ…
もちろん中国語なんてさっぱり分からないので通訳の方に同行してもらいましたけど(笑)
私の判断でいろいろと決められるようにしてくれたおかげで、その後の開発は非常にスムーズになりましたね。入社後間もない私に裁量を与えてくれた会社に感謝しています。
人に興味がある方だと思います。
活躍しているスタッフ達の共通点を考えると、人に興味があって、接するのが好きなスタッフが多い印象です。スタジオ内には、いろいろなスキルとさまざまなキャリアの人が在籍していて、COYOTEだけで120人以上います。
いくつかの会社を経験したからこそ分かりますが、これだけいろいろなスタッフが120人以上もいる環境は本当に特殊だと思います。
自分には分からないことでもさまざまな経験を持ったスタッフばかりなので、多くのスタッフと接することで自然とインプット量が増えて、自分の成長につながり、会社での活躍につながっていると思います。
私たちの仕事って、その気になれば一日誰とも話さず黙々と仕事をすることもできてしまうんですよね。でも、せっかく組織に属して面白い環境にいるので、それをうまく活用してくれると良いんじゃないかと思います。